北方・水滸伝 〜熱き漢たちの輝き〜

『水滸伝 全19巻』
    司馬遼太郎賞受賞 累計100万部突破
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水滸伝とともに、闘い抜いて燃え尽きた。。。

そんな気分だ。

熱き男の中の漢(おとこ)たち。
腐敗した宋国の再建を目指し、108人の豪傑が立ち上がり、戦いを挑む物語。
北方謙三が描くオリジナリティあふれる水滸伝は、
人物、物語ともに新しい息吹を吹き込み、魅力がほとばしる。
キューバ革命のゲバラとカストロの戦いを下敷きにしつつ
この古典文学に乗せかえて、すばらしい熱き戦を描いた。
北方さん、脱帽です。
19巻にも及ぶこの壮大な物語はまったく飽きさせるところがない。
それは108人の豪傑を人間味ある人物として描き、
少数から始まった革命は、徐々に数万人を要する“ひとつの国”として立ち上がっていくのだ。

愛、友情、家族、志。みんな、何かしらに突き動かされて戦い抜く!
気付けば一人一人に愛をもって接していた。
まさに私も水滸伝の豪傑のひとりとして闘っているような、
そんな心地よい錯覚がおきた。


水滸伝に向かう序章として、最初に「楊家将 上・下」を読んだ。
これがとにかく面白かった。中国では三国志と並ぶ人気物語という。
宋健国の英雄・楊業とその一族の戦いを描いたもの。
続編といえる「血涙 上・下」で押さえきれない熱い魂が私にやどってしまった。
そして、この楊業の子孫が水滸伝でも、すばらしい存在感で登場するのだ。

二ヶ月間、この熱い男たちに対峙したその時間は、
尊いものになった。。






人の志を説いて、梁山泊へ人をおくる、「くま吉」。109人目の豪傑。
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重くなどないぞ、林忠、楊令、宋江よ。。
この重さに耐えてこそ、男のなかの漢というものよ。
掲げよ!!!
「替天行道」の旗を、光をあたえよ!
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by petsuo | 2009-02-18 22:31 | 文学+音楽+映画
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